一級ボイラー公表試験問題(H28年4月)
安全衛生技術試験協会は平成28年4月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。
(本試験問題は、平成27年7月から12月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
本ブログで順次ご紹介していきます。
誤植等に、お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。
問20 鋳鉄製ボイラー(小型ボイラーを除く。) に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(1)蒸気ボイラーには、スケールその他の沈殿物を排 出することができる吹出し管であって、
吹出し弁又 は吹出しコックを取り付けたものを備えなければならない。
(2) ガラス水面計でない他の水面測定装置として験水コックを設ける場合は、ガラス水面計のガラス管取 付位置と同等の高さの範囲において2個以上取り付けなければならない。
(3) 温水ボイラーには、逃がし管を備えたものを除き、ボイラー本体又は温水の出口付近に水高計又は圧力計を取り付けなければならない。
(4)給水が、水道その他圧力を有する水源から供給される場合には、給水管を返り管に取り付けなければならない。
(5) 暖房用温水ボイラーには、原則として逃がし弁を備えなければならないが、内部の圧力を
最高使用圧力以下に保持することができる開放型膨張タンクに通ずる逃がし管を備えたものでは、備えなくてもよい。
(終 り)
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