一級ボイラー公表試験問題(H27年4月)
安全衛生技術試験協会は平成27年4月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。
(本試験問題は、平成26年7月から12月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
本ブログで順次ご紹介していきます。
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(ボイラー の取扱いに関する知識)
間 1 1 ボイラーの起動時、蒸気圧力上昇時及び送気開始時の取扱いに関し、次のうち誤っているものはどれか。
( 1 )常温の水からたき始めるときの圧力上昇は、初め遅く、次第に速くなるようにして、ボイラー 本体各部の温度上昇が平均するようにする。
( 2 ) 空気予熱器に漏れ等を生じさせないため、燃焼初期はできる限り低燃焼とし、低燃焼中は空気予熱器の出口ガス温度を監視して、空気予熱器内での異常燃焼を防ぐ。
( 3 ) 水循環装置のあるエコノマイザでは、燃焼ガスを通した後に、エコノマイザ出口から給水タンクへの循環ラインを開放し、内部の水を循環させる。
( 4 ) ボイラー水の温度が高くなっていくと、水位が上昇するので、高水位となったらボイラー水を
排出して常用水位に戻す。
( 5 ) 閉止している主蒸気弁を開き、送気を始めるときは、ウォータハンマを起こさないよう、主蒸気管を少しずつ暖め、ドレンを切りながら徐々に送気量を増やす。
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