一級ボイラー公表試験問題(H24年10月)

安全衛生技術試験協会は平成24年年10月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。(本試験問題は、平成24年1月から6月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
当ブログでは、いち早く「問題と解答」を掲載していきます。
お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。

問19 給水の脱気に関し、次のうち誤っているものはどれか。

(1)膜脱気法は、高分子気体透過膜の片側に水を供給し、反対側を真空にして、溶存気体を除去する方法である。

(2)真空脱気法は、水を真空雰囲気にさらすことによって溶存気体を除去する方法である。

(3)加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を減少させて除去する方法である。

(4)窒素置換脱気法は、水中に窒素を吹き込むことにより、酸素の分圧を下げて、溶存酸素を除去する方法である。

(5)化学的脱気法は、脱酸素剤として炭酸ナトリウムやりん酸ナトリウムを用いて、溶存酸素を除去する方法である。

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問19 給水の脱気について

解答:5
解説:P344、P346,347
(5)脱酸素剤には、タンニン、亜硫酸ナトリウム、ヒドラジンなどがある。
炭酸ナトリウムやりん酸ナトリウムは、軟化剤である。P346