一級ボイラー公表試験問題(H24年10月)

安全衛生技術試験協会は平成24年年10月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。(本試験問題は、平成24年1月から6月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
当ブログでは、いち早く「問題と解答」を掲載していきます。
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問16 ボイラー(小型ボイラーを除く。)の変更届又は変更検査に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。

(1)ボイラーの燃焼装置を変更しようとする事業者は、ボイラー変更届にボイラー検査証及び変更の内容を示す書面を添えて、所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。

(2)ボイラーの管寄せを変更してもボイラー変更届を所轄労働基準監督署長に提出する必要はない。

(3)ボイラーの過熱器に変更を加えた者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたボイラーを除き、変更検査を受けなければならない。

(4)所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したボイラーについて、ボイラー検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行う。

(5)変更検査に合格してもボイラー検査証の有効期間は、更新されない。


問16 変更届又は変更検査について

解答: 2

解説:◎出題頻度大 第41~43条
(2) ボイラーの管寄せを変更してもボイラー変更届を所轄労働基準監督署長に提出する必要はない。
→誤り。管寄せの変更は変更届が必要である。

・胴、管板、管寄せ、ステー、付属設備(エコノマイザ、過熱器)、燃焼装置、据付基礎等の変更は,変更届が必要である (第40条第1項)