一級ボイラー公表試験問題(H25年04月)

安全衛生技術試験協会がH25年年4月1日に公表した最新の試験問題を解答付で掲載しています。
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。

問16 安全弁又は逃がし弁の調整に関し、次のうち誤っているものはどれか。

(1)最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、安全弁の調整は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に行う。

(2)安全弁の吹出し圧力が設定圧力より低い場合は、一旦ボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて吹出し圧力を上昇させる。

(3)過熱器の安全弁は、過熱器への蒸気の流れが急増することによる焼損を防ぐため、ボイラー本体の安全弁より後に作動するように調整する。

(4)エコノマイザの安全弁(逃がし弁)は、必要がある場合に出口に取り付け、ボイラー本体の安全弁より高い圧力で作動するように調整する。

(5)安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。


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問16 安全弁又は逃がし弁の調整について

解答:3
解説:P294~296
(3)過熱器の安全弁は、ボイラー本体の安全弁より先に作動するように調整する。
これは、ボイラー本体の安全弁が先に吹くと、過熱器への蒸気の流れが減少し、過熱器を損傷する恐れがあるためである。P295