一級ボイラー技士公表試験問題 (H28年10月)
間18 鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。 ) の安全弁に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(1) 貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーのボイラー本体の安全弁は、 弁軸を鉛直にしてボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付けなければならない。 | ||
(2) 貫流ボイラーには、ボイラー本体と気水分離器の出口付近のそれぞれに安全弁を取り付け、安全弁の吹出し総量を最大蒸発量以上にしなければならない。 | ||
(3) 引火性蒸気を発生する蒸気ボイラーにあっては、安全弁を密閉式の構造とするか、又は安全弁 からの排気をボイラー室外の安全な場所へ導くようにしなければならない。 | ||
(4) 蒸気ボイラーには、安全弁を2個以上備えなければならないが、伝熱面積が50㎡以下の蒸気ボイラーでは安全弁を1個とすることができる。 | ||
(5) 水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。 |
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問18 鋼製ボイラーの安全弁について
解答:2
解説:◎出題頻度大 構造規格 第62条~第65条
(2) 貫流ボイラーには、当該ボイラーの最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を過熱器の出口付近に取り付けることができる。構造規格 第63条第2項