一級ボイラー公表試験問題(H28年4月)

安全衛生技術試験協会は平成28年4月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。
(本試験問題は、平成27年7月から12月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
本ブログで順次ご紹介していきます。
誤植等に、お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。

問10 ボイラーの熱損失に関し、次のうち誤っているものはどれか。 

(1) 排ガス熱による損失は、煙突へ排出されるガスの保有熱による損失である。 

(2) 不完全燃焼ガスによる損失は、燃焼ガス中にCOやH2などの未燃ガスが残ったときの損失である。 

(3) ボイラー周壁からの放散熱損失は、ボイラーの容量が大きいほどその割合は小さい。

(4) 燃えがら中の未燃分による損失は、ガスだきではほぼゼロであるが、油だき及び石炭だきでは5%程度である。 

(5) ボイラーの熱損失には、蒸気や温水の放出による損失も含まれる。

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10 ボイラーの熱損失について


解答:4


解説:★注目問題 P305306


(4) 燃えがら中の未燃分による損失は、油だき、ガスだきではほぼゼロであるが、石炭の火格子燃焼では、だきでは10に及ぶものもある。P305