一級ボイラー公表試験問題(H28年4月)

安全衛生技術試験協会は平成28年4月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。
(本試験問題は、平成27年7月から12月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
本ブログで順次ご紹介していきます。
誤植等に、お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。

問20 ボイラーの腐食に関する次の文中の(  )内に入れる AからC の語句の組合せとして、正しいものは(1) ~(5)のうちどれか。

「電子を放出した鉄は、鉄イオンとなって水中に溶出する。放出された電子は、水と反応して
( A )を生成する。鉄イオンと( A )は反応して( B )を生成し、更に 溶存酸素と反応して( C )となり、腐食が進行する。」

     A        B       C
(1) 水素イオン   水酸化第一鉄  水酸化第二鉄 

(2) 水酸化イオン  四酸化三鉄   水酸化第一鉄

(3) 水素イオン   水酸化第二鉄  四酸化三鉄

(4) 水酸化イオン  水酸化第一鉄  水酸化第二鉄 

(5) 水素イオン   四酸化三鉄   水酸化第一鉄

(午前終り)

応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 自然・環境系資格へ
資格受験 ブログランキングへ


問20 ボイラーの腐食について


解答:4


解説:
注目問題 P350

「電子を放出した鉄は、鉄イオンとなって水中に溶出する。放出された電子は、水と反応して

水酸化イオン)を生成する。鉄イオンと(水酸化イオン)は反応して(水酸化第一鉄)を生成し、更に 溶存酸素と反応して(水酸化第二鉄)となり、腐食が進行する。」