一級ボイラー公表試験問題(H27年10月)
安全衛生技術試験協会は平成27年10月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。
(本試験問題は、平成27年1月から6月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
本ブログで順次ご紹介していきます。
誤植等に、お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。
間 1 0 重油燃焼ボイラーの低温腐食に関し、次のうち誤っているものはどれか。
(1) 軟鋼は、濃度の高い硫酸には耐えるが、希硫酸には激しく侵され腐食する。
(2) 低空気比燃焼は、S O2 からS O への転換を抑制 して燃焼ガスの露点を上げるので、低温腐食の抑制に効果がある。
(3) 空気予熱器の低温腐食防止対策として、蒸気式空気予熱器を併用して、入口空気温度を上昇させる方法がある。
(4) 空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器で予熱される空気の一部をバイパスさせて、出口ガス温度を上昇させる方法がある。
(5) 空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器の伝熱板の材料に比較的耐食性の良いセラミックスやエナメル被覆鋼を使用する方法がある。
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問10 低温腐食について
解答:2
解説:★注目問題、 P 353~354
(2) 低空気比燃焼は、S
O2 からS O3 への転換を抑制 して燃焼ガスの露点を下げるので、低温腐食の抑制に効果がある。