一級ボイラー公表試験問題(H27年10月)

安全衛生技術試験協会は平成27年10月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。
(本試験問題は、平成27年1月から6月までに実施されたものです。)

試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
本ブログで順次ご紹介していきます。
誤植等に、お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。

問4 貫流ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

(1) 一連の長い管系で構成され、給水ポンプによってー端から押し込まれた水が順次、予熱、蒸発、過熱され、他端から過熱蒸気となって取り出される。

(2) 負荷変動により大きな圧力変動を生じやすいので、 応答の速い給水量や燃料最の自動制御を必要とする 。

(3) 超臨界圧ボイラーでは、水の状態から加熱され、沸騰状態を経て連続的に高温高圧蒸気の状態になるので、気水分離器は不要になる。

(4) 水管を、垂直以外にも水平や斜めに配置することができる。

(5) 給水量と燃料量の比が変化すると、ボイラー 出口の蒸気温度が激しく変化する。

応援、よろしくお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 自然・環境系資格へ
資格受験 ブログランキングへ


問4 貫流ボイラーについて


解答:3

解説:◎出題頻度大 P4750

(3) 超臨界圧ボイラーでは、水の状態から加熱され、沸騰状態を伴うことなく連続的に高温高圧蒸気の状態になるので、気水分離器は不要になる。P49