一級ボイラー技士公表試験問題(H26年10月)

安全衛生技術試験協会は平成26年10月1日付けで、最新の試験問題を公表しました。(本試験問題は、平成26年1月から6月までに実施されたものです。)
試験合格には、この最新公表試験問題の研究は欠かすことはできません。
誤植等に、お気づきの点があれば、「Comments」 欄からお知らせ下さい。

問17 鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の安全弁に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。

(1)貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーのボイラー本体の安全弁は、弁軸を給直にしてボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付けなければならない。

(2)貫流ボイラーには、ボイラー本体と過熱器の出口付近のそれぞれに安全弁を取り付け、安全弁の吹出し総量を最大蒸発量以上にしなければならない。

(3)過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の圧力を設計圧力以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。

(4)蒸気ボイラーには、安全弁を2個以上備えなければならないが、伝熱面積が5 O㎡以下の蒸気ボイラーでは安全弁を1個とすることができる。

(5)水の温度が12 0 ℃を超える温水ボイラーには、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。

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問17 安全弁について


解答:2


解説:
注目問題  構造規格 62条、第63

(1)  貫流ボイラーには、最大蒸発量以上の吹出し量の安全弁を過熱器出口付近に取り付けることができる。