一級ボイラー「ボイラーの構造」問題の研究

一級ボイラー「公表試験問題(H 26年04月)と解答」が 完結しました。
今回は、受験者が難しいという「ボイラーの構造」を取り上げて、問題研究します。
解答、解説はすぐに見ず、教本などで調べて解答して下さい。

問16 炉筒の構造と強度に関し、次のうち誤っているものはどれか。

(1)炉筒は燃焼ガスによって加熱され、長手方向に膨張しようとするため、炉筒には圧縮応力が生ずる。

(2)炉筒の圧かいを防止するため、波形炉筒を用いたり、平形炉筒の場合には外周に補強リングを
溶接したりする。

(3)平形炉筒では、伸縮継手の多くは各節の接合部に設けられ、溶接によって取り付けられる。

(4)波形炉筒は、外圧に対し強度が大で、熱による伸縮が自由である。

(5)ブリージングスペースにはステーを設け、熱応力が生じる鏡板や炉筒を補強する。

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問16 炉筒の構造と強度について

解答:5


解説:P72

ガセットステーの配置に当たっては、ブリージングスペース(息つき間)を十分とることが大切である。すなわち、炉筒のフランジに生ずる熱応力を緩和して、炉筒の伸縮作用を自由に行わせるようにする。

このすき間をブリージングスペース(息つき間)といい、溶接構造の場合は、ガセット取付け部の下部と炉筒外面の間を指す。(ブリージングスペースにはステーを設けない)